小さい頃から

「人に迷惑をかけないように」

「人の立場になって」

とずいぶん言われて来ましたよね。

親自身もそうだったから仕方ないのかもしれないし、小学校時代から既に先生たちから言われていたような。

ずっとそう教えられて来たのだから、すっかり刷り込まれてしまっているのも仕方ないのでしょうか。

「自分は本当はどうしたい?」

がすぐに出てこない。ついつい、他の人を優先してしまって自分は後回しに。

それを「苦」とも意識できていないまま、いつのまにか「なんでこんなに忙しくて自分のための時間がないの?」とアップアップ。

「こんなにやってあげてるのに」は思っていなかったけれど、「早く自分のことに時間をゆっくり時間を使える時が来ないかな」とずっと思ってた。

これが「自分軸がない状態」だったとわかったのは断捨離を知ったから。

自分軸がなかった私は「他人軸」でした。

そして私が苦しかった理由には「モノ軸」も大いに関係していたことも、断捨離を学んだらハッキリわかったのです。

このモノは「まだ使える」「使えるものを捨てる」という発想はゼロ。「なんでこんなにモノがあるの?」と辟易してはいたけれど、その理由が「捨てないため量が増える一方だったから」にまったく気づけませんでした。

モノというのは、「自然に増える一方」だということに1ミリたりとも考えを向けたことはありませんでした。

断捨離のやましたひでこセミナーで、断捨離の方法を学べること。そこへ辿り着いて本当に良かったです。断捨離で学ぶことはとても面白い。

ヨガをベースにしたものであると知ったことも意外だったけれど、だからこそ、「呼吸」「命」の大切さを一番に考えて、目指しているのが断捨離だったのです。

そういうことを、ずっと求めていたのだな。

出会えてよかった。当初はまったく思いもよらなかった断捨離トレーナーという道へ自然な流れでやって来た・・・今はそう思い、自分にできることをとにかくやろうと思っています。

これまで、なんだか「自分は本当はどうしたい?」をどこか遠慮していた気がします。

心のモヤモヤで苦しくてもがいていた時に、「ヒプノセラピー」にも出会いました。「マインドフルネス」と同じこと。全身の力を抜いてリラックスした状態で、本当の心の声を聞く。

「自分が本当に希望するのはなんなの?」

それに静かにただ耳を傾ける。

傾けたら、それまでは考えているだけだったのが、なんだか行動するのは「今だ」とわかるようになって来た。

断捨離でやっていることも、私にとってまったく同じことでした。

今まで、なんだかどこかで「心からこれがやりたいんだ!」に遠慮していたところがあった・・・

なにに?だれに?遠慮していたのだろう。

これからの人生、いつまで生きられるかわからないのだから、遠慮なんてしない。

思い切り「ぜったいこれがやりたい!」と思うことを存分にやって行きます。

あなたは、どうですか?

あなたはきっとあなたの進み方がおありですよね。

私の場合は、長年「思考」ばっかりぐるぐるして埒が明かないタイプでしたから、考え過ぎずに進んでみるタイミング。

あなたの「命のごきげん」を最優先、が断捨離®︎の目指すところです!